乱世の2024年へ
早いもので2023年もあと数日となりました。今年は年明けから様々な出来事、事件がございました。
大きなところでマスク着用がようやく緩和されたこと。甲信越地方ではまだ進んではおりませんが都内ではマスクをしている人が珍しいほどほぼ9割の方々がマスクをしておりません。また、10月に展示会に参加するため中国 広州に行きましたがほとんど皆マスクはしておりませんでした。(ただ大気汚染がやはりひどく、個人的にマスク無しでは厳しかった)。
商品でいうと紫外線対策商品またクールリングなど夏期には紫外線や暑さを対策する商品が非常に伸長しました。年始めクールリングを紹介されたときこんなに売れるとは思いませんでした。CICIBELLA様に感謝しております。
また(株)飯島のメイン商材乾電池に関してはついに「エボルタNEO」のシェアが今年になってさらに成長し、実績ベースではほぼ40%以上になってきたこと。発売当初はそこまで売場を確保しておりませんでしたがメーカーの手助けもあって地道に訴求してきた甲斐がここに来てようやく実ったようです。私が想定・想像する直近の消費者感覚としてはDAISOをはじめとする100均など安いだけの商品はほぼ出回って、花王・Panasonic・P&G・LIONなど一流メーカーの他の追従を許さない機能や商品力が改めて若年層にも認知・浸透しているように感じます。なので消費者の動向としては「メーカー製のいい物をどこよりも安く買いたい」「どうでもいい物は100均で済ます」という2極化が急速に進み、消費者自体もその方法を使い分けているように感じます。
実店舗で展開する意味が再度問われております。また、eコマースではメルカリ、amazonにおいて個人で販売・転売をする傾向が加速。昨年より大ヒットが続くチェキのフィルムに関しては価格が高騰し一般消費者が実店舗で購入した商品を転売する始末。何はともあれ乱世の戦況は来年さらに加速すると思います。そんな状況をよそにメーカーに関しても直で通販を行う状況。理美容商材など市場がこれほど大きいのにもかかわらずメーカー主導のネット市場が大きくなりすぎて実店舗で展開しても価格差がありすぎてなかなか張り合えない状況。
何はともあれこの乱世の戦況は来年さらに加速するでしょう。(株)飯島は来年も地道に商売・商圏を広げ、地域に根を張った実店舗と共に買い物する楽しさを伝えてゆきたいです。